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わたしカフェ


by furuteya
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失敗の匂い。

誰かが足りない (双葉文庫)

宮下 奈都/双葉社

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の、「予約6」に“失敗の匂い”という詞がある。

去年、読んで、ずっと頭から離れない言葉。

誰かの失敗が匂いでわかってしまう女性が出てくる。

その失敗は、その人によって、どの時点で失敗になるかは、人それぞれ。



ただ、
何故、気にかかって仕方がない詞なのかというと、母も、わたしを妊娠したとわかった時に、この匂いを出していたのではないかと思った次第で。
どの時点から、どのくらい、そして今も、
匂いを出していたか、いるかはわからないけど…。

自分で匂いはわからない失敗の時期。
そして、決して楽しくはないその匂いに包まれた時。


そいうえば、
ずっと、笑った顔の印象は無いなぁ…なんて思ったりして。
今は、
もうすぐ90歳を迎える様になって、笑い顔が見られるようになってると思う。

本では、
おいしくなるはずのものを焦がしてしまったこげ茶色の匂いを書いてある。
母から匂う匂いは、普通の年寄りの匂いのような感じなので…
もう、違うかな…?

なんて、
去年から、妄想してて、やっと書きとめることができました (^_^;)


Commented by cota at 2017-02-03 13:45 x
母が亡くなったとき、色々とお世話になったお向かいさんにご挨拶に行ってお茶をご馳走になったとき。
「子供の頃からお母さんに甘えてる姿、一度も記憶にないわ」と話してたよ。
そんなこと見てるんだなぁ~と思った。
生まれて来ちゃいけなかった子のレッテルって、母が死んでも消えないよ。
でも今の自分を否定すると、周りの何もかもが消えてしまうしね。
だからこそ出来たこともたくさんあると思えるし、まぁヨカッタ事にしよう!で最近は終わる。
Commented by furuteya at 2017-02-05 08:58
cotaさん★
そうなの!そうなのさ!
だからこその今。 自分好きの自分でいられるんだと思う。
そういえば、たくわんの切り方の話。
ってか、そっちにコメントするね(๑・̑◡・̑๑)
by furuteya | 2017-02-02 12:05 | えんた | Comments(2)