わたしカフェ


by furuteya
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羊と鋼の森コンサート

こらえきれずに
拍手してしまった。



コンサートは、朗読を挟んでいたので、演奏が終わっても、もちろんお辞儀はしないで、すっと立ち去る…。
だから、拍手は無い。




後半の休憩の後、
お話を照らすように、2曲の月の曲。
2曲めのベートーベンの“月光”の後、
みんな… 思わず、拍手してしまっていた。
(だって、本当の本当にすばらしかった!)


ほんとに…みんな。


こんなことは、私は、初めて。



そして、
はだしのジャズピアニストのよる結婚行進曲による即興。
ラストなので、
心置き無く、みんな大拍手。


もうなんか、
羊と鋼の森に囲まれて、席を立つことは考えられない空気の中、もちろんアンコール。
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よかったなぁ…
聴けて良かった…
観れて良かった…




1部のトークで、
作者の宮下奈都さんは、舞い上がってるし、
主催の調律師協会の支部長さんも、何が言いたいのかわかんないし、
聞き手の方も……… だし。

でも、
そうだったから、こんなあったか〜いコンサートだったのかも。



そして、
本は、再読して、もうすぐ読み終わります。




宮下奈都さんの本は、
どうも、ひとりツッコミが多い。
「羊と鋼の森」は、シュールに進みつつ、やっぱりそのまま進められないらしく、フッとプッと軽く吹き出すところがある。
この本は、主人公が若者なので、
ツッコミは少ししかなかった。
でも、
この若者の後ろにある大きな森がずっと感じられた。
誠実な空気の読めないこだわりの強い面倒くさい若者。
自分では、
こだわりがないと思っている若者。

「この仕事に、正しいかどうかという基準はありません。正しいという言葉には気をつけたほうがいい」
と、言われる若者。

美しいものに気づかずにいた。ただ、知ってるということに気づかずにいたことに気づいた若者。

知っていようがいまいが、いてもいなくても、木は木で、春になって芽を出し葉を出し秋になれば実をつけ、やがて熟れて落ちる。このままこの森に倒れて呼吸を止めてしまっても木の実は落ちると思って、その解放感から自由だ!と感じてみたり、その背後からしのび寄る寒さや空腹から生身の不自由さを感じてみたりする若者。

「逆立ちしても敵わない」という先輩に、「ちゃんと両足で立たないと不安定」とまじめにツッコミをいれる若者。


そして、
「ピアノは、弾きはじめたら、結局はひとり」という子が、
「ピアノで食べて行くのではなく、ピアノを食べて生きて行く」と言う。
それじゃぁ、
ひとり食べ放題じゃん!って思ってしまった私。



本を読んでからの映画は、観ないことが多いけど、この映画は観に行こうと思う。

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by furuteya | 2018-04-19 14:46 | えんた | Comments(0)